パメラ

「だんだん独りが染み付いて 寂しさの感度も忘れていく」
夜の裂け目で、あなたの名前が揺れていた。
触れられない熱、割れた花瓶のように響く呼吸。
灰色の夢に染まりながらも、
それでも言葉に頼らず、何かを信じていたい。

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